【賃貸サイト人気ランキング】インターネット上の情報の注意点！ | 株式会社東京リアルタ

【賃貸サイト人気ランキング】インターネット上の情報の注意点！　2014年03月04日

ここからは不動産業界の内情をお話ししようと思います。今回は「おとり広告」についてお話しします。おとり広告というのはありもしない物件情報を賃貸サイトや雑誌媒体などに載せることをいいます。おとり広告は当然他の武家に比べて良い条件で掲載するので、たくさんのお客さんを集めることができます。まさにおとりというわけですね。


でも、おとり広告の物件は実際には存在しないものなので、そんなことをしても結局契約できないんだから意味ないじゃないか？と思うかもしれませんが、おとり広告を使ってお店にお客さんを呼んだ後は、「このお部屋は3ヶ月しか契約できない」とか「実は事故物件だ」などと、様々な理由をつけて、お客さんを他の物件に振りかえていくのです。物件を見てお店を訪ねたという事は、まず引越しを考えている人であると言うな間違いがないので、そこから本当に契約ができる良い物件を紹介していけば効率的に売り上げを上げることができるのです。このおとり広告ですが、家賃を少し低く記載する、管理費を0で記載する、もしくは全くの架空の情報を載せてしまう、、、、、などなど程度の違いこそあれ非常に悪質で、法律にも違反している行為です。インターネット上ではこういった嘘情報もたまに紛れ込んでいますので気をつけるようにしましょう。


ホームズやスーモなどの大手のポータルサイトとその他の賃貸情報サイトの違い

ネット上で不動産情報探しているとまっさきに目につくのがホームズやスーモなどといった大手の賃貸情報サイトかと思います。テレビＣＭを流したり、ネット上での広告宣伝費などもかなり膨大で誰しもが1度や2度は目にしたことがあるのではないでしょうか。さてこういった大手の賃貸情報サイトと、その他の不動産屋自身が運営する賃貸情報サイトサイトにはどういった違いがあるのでしょうか？この辺の違いは一般的にはあまり知られておらず、この違いをしっかりと理解すると物件の探し方も分かってきますのでまずは説明を見ていきましょう！


ホームズやスーモなどの大手のポータルサイトの仕組み

ホームズやスーモなどは不動産業者に掲載枠を販売することで収益を上げています。要するにホームズやスーモに掲載されている情報というのは、契約している不動産屋さんが勝手に載せているものなのです。例えば100枠１０万円/月という契約であれば、毎月10万円を支払うことで100物件の情報を掲載させることができるのです。ですので、これらのサイトを見ると同じ部屋の物件情報がいくつも出てくることに気付くと思います。これは契約している不動産屋さんが「この物件は良さそうだ！」と最新の物件情報を選んで掲載させているので、どうしてもかぶりが出てきてしまっているのです（むしろ良さそうな物件であればあるほどみんな登録するので数が多くなります）。ですので、物件情報のページに記載されている電話番号や住所はその枠を買っている不動産会社の物なので、自然とそこに問い合わせをして、内見、そして契約という流れになっていきます。

不動産会社が運営しているサイトの仕組み

不動産会社が独自に運営してるサイトもあります。こちらは物件の情報を自社で更新し続けていかなければならないので、コンセプトを絞ったものが多いです。例えば、東京都内の高級賃貸を専門に扱うサイトであったり、デザイナーズマンションだけを扱うサイトであったり、外国人向けのマンションだけを扱うサイトであったり、そういった独自色を出し、サイトの使い勝手を良くすることで高い集客効果を発揮しています。


ここで気をつけたいのが、スーモやホームズといった大手のポータルサイトは各社が勝手に情報を登録しているだけなので先程の「おとり広告」を掲載している業者もちょこちょこ見かけます。あまりにも条件が良すぎる物件を見つけたときはまずは電話をして、その物件が確実に空いていて、かつ、通常とは異なる点がないかを確認しましょう。こういった大手ポータルサイトでは、多くの場合に物件名が公開されずに掲載されています。その点は非常に使いにくいと思います。仮に探しているのがある程度の高級賃貸であれば、不動産会社が独自に運営を行っているサイトで探した方が圧倒的に使いやすいと思います。こちらは物件名もしっかりと公開されていますし、サイトも非常に使いやすくできていることが多いので個人的にはこちらをお勧めします。


ただし現実的な問題として、そういった不動産会社が独自に運営しているサイトでは情報量が限られてくるので、地方であったり、 10万円以下の価格帯のマンションやアパートであったりはやはりスーモやホームズといった大手のポータルサイトに頼らざるを得ないと思います。こちらで紹介したように、基本的には掲載されている物件はどこの不動産会社でも降り扱うことができますので、サイトを使って物件の目星をつけた後は自分が行きやすい不動産会社に行って相談をすればいいと思います。物件名がわかるのがいちばんいいんですが、そうでなくても条件やサイトのURLを不動産屋さんで教えてあげれば調べてもらうこともできますし、その地域の不動産屋であれば写真を見ただけで物件名がわかるのが普通です。インターネット上では様々な手法や工夫によって特定の不動産屋さんに誘導されてしまいがちですが、必ずしもそれに従う必要はないのでそのことは頭に入れておきましょう。